各メーカー各ブランドから生産されている機械式のクロノグラフ、多くの場合が自動巻きの時計機能にストップウォッチの機能が追加されています。
今日はその中でも一番スタンダードなモデル「カレンダー付の自動巻きクロノグラフ」でる ロンジン サンティミエ クロノグラフ Ref.L2.752.4.73.0をご紹介します。
時計の表示は中心の長短針で通常の秒針になる部分はストップウオッチ用の60秒針になっています。時計用の秒針は9時位置の小ダイヤル部分です。
3時位置の小ダイヤルはストップウオッチ用の30分積算表示で、6時位置の小ダイヤルがストップウオッチの12時間積算表示です。
4時と5時の間の窓がカレンダー、時間は小ダイヤルを避けるようにアラビア数字が入っています。
裏ブタはスケルトン(ガラスに置き換えられているモデル)仕様ですね、自動巻きなどはメカニカルな部分をアピールするためによく使われる手法です。
中心のネジに固定されている半円の部品が自動巻きローターで、腕の動きでこのローターは回転もしくは往復して時計の駆動用のゼンマイを巻き上げます。自動的に駆動用ゼンマイを巻き上げるので「自動巻き」です。自動巻き機構が無い場合は手動でネジを巻き上げるので「手巻き式」と言います。
このモデルに使用されているクロノグラフ用の切替機構に「コラムホイール」という写真で青い歯車が使われていますが、この機構は高級モデルにしか使われない場合が多く、ロンジンのこのモデルに対する思い入れが見える部分ですね。
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