3分でわかる|機械式クロノグラフの使い方を修理店が解説
「3分でわかる」は、ヴィンテージウォッチの魅力を修理店がわかりやすく解説するシリーズです。
今回は機械式クロノグラフの使い方をご紹介します。
クロノグラフはストップウォッチ機能を備えた腕時計ですが、「ボタンはどのように操作するの?」「積算計はどう読めばいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
基本操作と積算計の読み方を知ることで、クロノグラフをより楽しく、安心して使えるようになります。
クロノグラフとは?
クロノグラフとは、現在時刻を表示するだけでなく、経過時間を計測できるストップウォッチ機能を備えた腕時計です。
スポーツやモータースポーツ、航空分野などで活用されてきた歴史があり、現在ではその機能性だけでなく、複雑な機構やデザインも機械式時計の魅力のひとつとなっています。
基本操作は3ステップ
スタート
2時位置のプッシュボタンを押すと、クロノグラフ秒針が動き始め、計測がスタートします。
ストップ
もう一度2時位置のボタンを押すと計測が停止します。
停止した位置で経過時間を確認できます。
リセット
4時位置のボタンを押すと、クロノグラフ針がゼロ位置へ戻ります。
次の計測はここから再びスタートできます。
積算計の読み方
クロノグラフでは中央の秒針だけでなく、小さなインダイヤル(積算計)も使って計測時間を読み取ります。
モデルによって配置は異なりますが、多くの機械式クロノグラフでは30分積算計や12時間積算計が搭載されています。
例えば、30分積算計が「15」、時間積算計が「1」を指していれば、計測時間は1時間15分となります。
※積算計の種類や配置はモデルによって異なります。
使用時の注意点
クロノグラフを長く快適に使うために、基本的な注意点も覚えておきましょう。
- 計測中はリセットボタンを押さない
- ボタンは最後までしっかり押す
- 防水モデルでも水中でのボタン操作は避ける
正しい操作を心掛けることで、クロノグラフ機構への負担を軽減できます。
まとめ
クロノグラフの基本操作は、
- スタート
- ストップ
- リセット
の3ステップです。
さらに積算計の読み方を知ることで、計測時間を正しく確認できるようになります。
仕組みや操作方法を理解すると、機械式クロノグラフならではの魅力をより深く楽しめるでしょう。
修理店ワンポイント
クロノグラフは通常の機械式時計よりも部品点数が多く、内部構造も複雑です。
そのため、オーバーホールではクロノグラフ機構を構成する部品一つひとつの状態を確認し、分解・洗浄・注油・調整を行います。
お気に入りの一本を長く安心して使うためにも、定期的なメンテナンスをおすすめします。
今回動画で紹介した時計
・ZENO WATCH-BASEL Ref.8553/2
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