時計の部品摩耗

どうも皆様、おはようございます・こんにちは・こんばんは。
今回は、時計の部品の摩耗についてご説明させて頂きます。

一般的に歯車の摩耗と聞くと、ギザギザの部分が擦り減って、嚙み合わせが悪くなるイメージを持たれる方が多いと思われます。
下の写真はギザギザの部分が擦り減っている状態となります。

しかし、1番多い摩耗の仕方は実は下の写真のような状態になる事です。

時計の歯車は独楽が回るような感じで、軸(ホゾ)を中心に回ります。
軸を固定している穴と擦れる為、写真のように擦り減っていき、ガタつきが生じてきます。
これによって、時計の動作に支障が出てくるようになります。

しかし、稀にこの擦り減った軸や、ギザギザの部分に汚れやゴミが付着して丁度よく隙間を埋める場合があります。
丁度よく隙間を埋める事で、永い期間メンテナンスをしていなくても、大きな支障が出ずに動作してしまう場合があります。
写真の歯車は、動作に不具合がなかったからとの理由で10年近く何もメンテナンスをしていなかったとの事でした。

部品が擦り減る原因の一つで、時計に使用されている機械油に、部品が削れた事で飛び散った金属の粉が付着します。
この付着した金属の粉がヤスリのようにジョリジョリと部品を削ってしまいます。
この金属の粉がついた機械油を除去する為に、定期的に分解して油を掃除し、新しい油を注油するオーバーホールが必要となるわけです。

何もメンテナンスをしていなくても動作する事はあります。
しかし、今後も大事なお時計と永く付き合っていくためには、定期的なメンテナンスとしてオーバーホールをしていただく事を強くオススメします。

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