閑話休題

読書してありますか?

おはようございます、暑い日が続いていますね!夏バテしていませんか?こんな日は涼しい部屋で読書はいかがでしょうか?では今日のオススメの一冊です。

遠藤周作著「沈黙」です。

内容紹介より「島原の乱が鎮圧されて間もないころ、キリシタン禁制の厳しい日本に潜入したポルトガル人司祭ロドリゴは、日本人信徒たちに加えられる残忍な拷問と悲惨な殉教のうめき声に接して苦悩し、ついに背教の淵に立たされる……。神の存在、背教の心理、西洋と日本の思想的断絶など、キリスト信仰の根源的な問題を衝き、〈神の沈黙〉という永遠の主題に切実な問いを投げかける長編。」

まさに、タイトル通り「沈黙」です。キリシタン弾圧からキリスト教を根絶やしにしない為、必死の思いで日本にやってきた宣教師が見た江戸での現状。弾圧される日本人キリシタン達を何とかして下さいと必死に神に祈るも、「神は何も言わず、何もせずただ沈黙を守るのみ」。それでも彼らは信仰を捨てず神に祈りを捧げれば、今苦しくても死後に神は必ず救ってくださり「パライソ(天国)」に行けると信じ祈り続ける。それでも神は沈黙したまま・・・・。自らの信仰心も揺らいできたりと、とても考えさせられる一冊です。

何だか最近宗教がらみで世間は騒がしいですが、一読をオススメします。

では、今週も頑張って参りましょう!!

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