3分でわかる|時計ベルト裏の数字は何を表す?サイズ表記の見方を修理店が解説

時計ベルト裏の数字とサイズ表記の見方を解説するアイキャッチ画像

時計ベルトの裏側を見ると、「19」「20」「22/20」などの数字が記載されていることがあります。

この数字は、交換用の時計ベルトを選ぶ際に重要なサイズ表記です。

ただし、数字が1つだけの場合と、2つ並んでいる場合では、示している内容が少し異なります。

今回は、時計ベルト裏の数字の見方と、純正尾錠やDバックルを引き続き使いたい場合の確認方法を、修理店の視点で解説します。

時計ベルト裏の数字は何を表している?

時計ベルトに記載されている数字は、基本的にベルトの幅を表しています。

たとえば、ベルト裏に「19」や「20」と数字が1つだけ記載されている場合は、時計へ取り付ける側の幅を示していることが一般的です。

「20」と記載されているベルトであれば、時計側の取付幅が20mmという意味です。

ただし、メーカーや商品によって表記方法が異なる場合もあります。購入時は、ベルト裏の刻印だけでなく、商品ページのサイズ説明も確認するようにしましょう。

「22/20」の2つの数字はどこのサイズ?

「22/20」のように2つの数字が記載されている場合は、一般的に次のように読みます。

  • 22mm:時計へ取り付ける側の幅
  • 20mm:尾錠を取り付ける側の幅

時計ベルトは、時計側から尾錠側に向かって少し細くなっているものが多くあります。

そのため、時計側と尾錠側で幅が異なることがあります。

時計ベルトの時計側22mmと尾錠側20mmを示したサイズ図解

前の数字は時計側、後ろは尾錠側

「22/20mm」「22-20mm」「E22-B20」など、表記方法は商品によって異なる場合がありますが、基本的には前の数字が時計側、後ろの数字が尾錠側を表します。

付属の尾錠を使う場合は時計側の幅を確認

新しく購入する時計ベルトに付属している尾錠をそのまま使う場合は、まず時計側の取付幅を確認します。

たとえば、時計側の幅が20mmであれば、時計側が20mmのベルトを選びます。

時計側の幅を測る場所は、ラグと呼ばれる時計ケースの取付部分です。

ラグ幅の測り方については、前回のEpisode034で詳しく解説しています。

3分でわかる|時計ベルトのサイズはどこを測る?ラグ幅の測り方を修理店が解説

純正尾錠やDバックルを使う場合は尾錠側も確認

現在使っている純正尾錠やDバックルを、新しいベルトに移して使いたい場合は注意が必要です。

この場合、時計側の幅だけでなく、尾錠側の幅も確認します。

たとえば、時計側が22mmのベルトでも、尾錠側には次のような違いがあります。

  • 22/18mm
  • 22/20mm
  • 22/22mm

時計側の幅が同じでも、尾錠側の幅が異なれば、手持ちの尾錠やDバックルを取り付けられない場合があります。

「時計には取り付けられたけれど、純正尾錠が使えなかった」という失敗を防ぐためには、前後2か所の幅を確認することが大切です。

時計ベルトの尾錠側の幅をノギスで測定している写真

純正尾錠を使う場合は尾錠側も確認

サイズが合わないベルトを無理に取り付けない

時計側の取付幅に対してベルトが細すぎると、ラグとの間に隙間ができます。

反対に、幅の広いベルトを無理に押し込むと、ベルトが変形したり、取付部分に負担がかかったりする可能性があります。

ベルトやラグを削って無理に取り付けることもおすすめできません。

特に中古時計やヴィンテージウォッチでは、現在一般的に流通しているサイズとは少し異なるものや、ケース形状に合わせた専用ベルトが使われているものもあります。

サイズが判断しづらい場合は、時計本体や現在付いているベルトを確認したうえで選ぶと安心です。

ベルトの長さも確認しておく

時計ベルトのサイズ選びでは、幅だけでなく長さも確認しておきたいポイントです。

同じ20mm幅のベルトでも、ベルトの長さが腕周りに合わないと、穴の位置が合わなかったり、剣先側が長く余りすぎたりすることがあります。

商品ページに「親側」「剣先側」などの長さ表記がある場合は、現在使っているベルトと比較すると選びやすくなります。

特に腕周りが細い方や大きい方は、幅だけで判断せず、長さも確認しておくと安心です。

修理店からのポイント

時計ベルトを選ぶ際は、次の順番で確認すると間違いを減らせます。

  1. 時計側の取付幅を測る
  2. 付属尾錠を使うか、純正尾錠を使うか確認する
  3. 純正尾錠やDバックルを使う場合は尾錠側の幅も測る
  4. 腕周りに合う長さか確認する
  5. 商品ページのサイズ表記と照らし合わせる

時計側の幅だけを見て選ぶと、尾錠側や長さで合わない場合があります。

特に、純正尾錠やDバックルを残したい場合は、尾錠側の幅まで確認してから選ぶようにしましょう。

まとめ

時計ベルト裏の数字は、ベルトの幅を表しています。

「22/20」のように数字が2つある場合は、次のように読みます。

  • 前の数字:時計側の取付幅
  • 後ろの数字:尾錠側の幅

新しいベルトに付属している尾錠を使う場合は、まず時計側の幅を確認します。

純正尾錠やDバックルを流用したい場合は、時計側だけでなく尾錠側の幅も確認しましょう。

時計ベルトは、幅・長さ・尾錠側のサイズを確認して選ぶことで、購入後の失敗を減らしやすくなります。

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