時計の防水の種類『日常生活強化防水編』

どうも皆様、おはようございます・こんにちは・こんばんは。
本格的に夏が到来してきて暑い日が続いていますね。
熱中症対策にしっかりと水分補給をしましょう!!
また、水分補給の際に注意が必要なのは、汗をかく事で人間はエネルギーを消費してしまうので、ミネラルや塩分の補給も忘れないようにしましょう。

さて、今回は汗や水の話題に関係してくる防水のお話をしたいと思います。
この時期ですと、河川や海、プールなどに行かれる方がいらっしゃると思います。
その際に防水時計だからという事で、お時計を装着されたまま水に入られる方もいらっしゃいます。
しかし、いくら防水時計と言われていても、取扱説明書に記載されている内容を読まれなかったり、間違った解釈をされていると水に入った事で水没してしまう場合があります。
大事なお時計を長くご使用頂くための参考にしていただければと思います。

前回、日常生活防水防水とはどういったものなのかを大まかにご説明しました。
今回は、より水に対して抵抗力がある日常生活強化防水についてお話します。

日常生活強化防水とは、読んで字のごとく日常生活防水を強化して、より水への抵抗を強くしたモデルとなります。
表表記の目安としては、おおよそ、10気圧(または10BAR)~20気圧(または20BAR)の表記のものを日常生活強化防水扱いとしている時計の修理会社が多いと思われます。

前回の日常生活防水の際にも少しお話しましたが、10気圧で100m未満の水圧に耐えれるとして、20気圧ならば200m未満の水圧に耐えれるとしています。
これも前回お話した事と同じですが、時計自体を水流が無い静かな水の中にゆっくりと時計を沈めた場合、水が入らないスペックという意味で、時計を装着したまま水中に潜れるという意味ではないので注意がいります。

では、具体的に日常生活強化防水はどの程度の水に耐えられるかですが、一般的には時計を装着した状態で軽く泳いだり、水上でのマリンスポーツ、酸素ボンベを使用しない軽いスキンダイビングレベルなら対応できるといわれています。
しかし、メーカーによっては基準が違う場合があり、水道水が直接かかったり、スキンダイビングをすると10気圧防水の時計は水没する可能性があるともいわれています。
実際に一般的な基準で、その通りに使用した結果、時計の中に水が入って(水没)修理に持ち込まれている方を、多く目の当たりにしました。
あくまで日常生活防水の時計よりも生還率が高くなっている程度の感覚でお使いいただいた方が良いと思われます。
また、経年劣化と共に防水性能は低下していくので、水がよくかかる状況で使用される方は、防水性能がまだ効いているか定期的に防水検査でお調べする事をオススメいたします。

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