3分でわかる|裏蓋も楽しめるNATOベルトとは?セパレートタイプの仕組みと選び方

裏蓋も楽しめるROCHET FIELDのセパレートNATOベルトを紹介するサムネイル

ナイロンベルトを使いたいけれど、シースルーバックも楽しみたい。一般的なNATOベルトでは、時計の裏側にベルトが重なり、ガラス越しのムーブメントが隠れてしまいます。そんなときの選択肢が、剣先側と尾錠側が分かれた「セパレートタイプ」です。

今回はROCHET(ロシェ)のFIELDを例に、裏蓋が見える仕組み、引き通しタイプとの違い、購入前に確認したいサイズと取り付け形状をご紹介します。裏蓋を見る楽しみと、裏蓋と肌の間にベルトが入る使い方。それぞれの良さを知ると、自分に合う一本を選びやすくなります。

裏蓋を楽しみたいなら、セパレートタイプが選択肢に

時計の裏側を覆わないナイロンベルトなら、ベルトを取り付けたままシースルーバックを眺められます。シースルーバックとは、ガラス越しに時計の内部を見られる裏蓋のことです。

FIELDは、長い剣先側と尾錠付きの短い側を、時計の上下へそれぞれ取り付けます。時計を腕から外したときに、ベルトを外すことなくムーブメントや裏蓋の刻印を楽しめる構造です。

黒いROCHET FIELDを両側のラグに取り付け、透明な裏蓋全体が見えている腕時計
FIELDはベルトが裏蓋を覆わない構造です。

「ナイロン」は素材を表す言葉で、「引き通し」「セパレート」は取り付け構造の違いです。同じナイロン素材でも、時計の裏側を通すかどうかで、裏蓋の見え方や肌との接触が変わります。

木目の台に置いた黒いROCHET FIELD。尾錠付きの短い側と剣先側が二つに分かれている
尾錠側と剣先側を別々に取り付けます。

引き通しNATOとセパレートタイプは、何が違う?

一般的な引き通しタイプのNATOベルトは、ベルトを時計の裏側へ通して取り付けます。裏蓋にベルトが重なるため内部は見えにくくなりますが、裏蓋と肌の間にベルトが入るという特徴もあります。

セパレートタイプは裏蓋を覆いません。シースルーバックや刻印を眺めやすい一方、引き通しタイプのように裏蓋と肌の間へベルトを挟む構造ではありません。

確認したい点 引き通しタイプ セパレートタイプ
取り付け構造 ベルトを時計の裏側へ通す 時計の上下へ別々に取り付ける
裏蓋の見え方 ベルトが裏蓋に重なる ベルトが裏蓋を覆わない
裏蓋と肌の間 ベルトが間に入る ベルトは間に入らない

裏蓋を眺める楽しみを大切にするか、裏蓋と肌の間にベルトが入る使い方を好むか。どちらも取り付け構造から生まれる特徴です。時計のデザインや使い方に合わせて選びましょう。

ROCHET FIELDは、クイックレバー付きのセパレートタイプ

FIELDは、ナイロン素材のセパレートタイプにクイックレバーを標準装備した時計ベルトです。ベルト裏側のレバーを動かしてバネ棒を縮めることで、工具を使わず付け外しできます。

ただし、現在お使いのベルトを外す際は、取り付け方式によって工具が必要になる場合があります。FIELD自体の付け外しと、元のベルトの取り外しは分けて確認してください。また、クイックレバーはFIELDの仕様であり、セパレートタイプ全般に付いているとは限りません。

ベルト交換で時計の印象がどう変わるかは、時計を買い替えずに楽しむ、ベルト交換の魅力でも紹介しています。

時計のラグに黒いFIELDの端を合わせ、裏側のクイックレバーを指で操作する様子
裏側のレバーを動かして取り付けます。

FIELDのカラーとサイズ

カラーはグレー・ブラック・ネイビー・オレンジ・カーキの5色です。文字盤や服装に合わせて選べます。

ROCHET FIELDの装着例。グレー00、ブラック01、ネイビー06、オレンジ19、カーキ45の5色
FIELDは5色から選べます。
  • 時計側の取り付け幅:20mm・22mm
  • 厚み:約2.5mm
  • 長さ:剣先側125mm・尾錠側75mm

取り付け幅だけでなく、今使っているベルトの長さや厚みも比べておくと、選ぶ際の参考になります。色・サイズごとの取り扱い状況は商品ページでご確認ください。

購入前に確認したい、取り付け幅と時計側の形状

時計側のラグ幅に合わせる

ラグとは、時計の上下でベルトを支える部分です。ベルトの取り付け幅は、このラグの内側の幅に合わせます。FIELDには20mmと22mmがあるため、使いたい時計の幅を確認してください。

測る場所と手順は、時計ベルトのサイズはどこを測る?ラグ幅の測り方をご覧ください。

オメガの時計の下側のラグ内側に赤い両矢印を重ね、ベルトの取り付け幅を測る位置を示した写真
時計側のラグ内側の幅を確認します。

幅が同じでも、取り付けられるとは限らない

時計専用の取り付け形状や特殊な固定方式では、幅が合っていても装着できない場合があります。ラグとケースの間の形状や、バネ棒の位置も確認しましょう。

中古・ヴィンテージ時計では、バネ棒や取り付け穴の状態も確認したいところです。取り付け後は、両側のバネ棒が穴へ確実に入っているか確認してください。入りにくい、がたつく、外れそうな場合は無理に使用せず、店頭でご相談ください。

ナイロンの質感と、裏蓋を見る楽しみを両立する

ナイロンベルトでも時計の裏側を楽しみたい方には、裏蓋を覆わないセパレートタイプが選択肢になります。引き通しタイプの良さも知ったうえで、使いたい時計と好みに合わせて選びましょう。

ROCHET FIELDのカラー・サイズを楽天市場店で確認する

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